独学で弾いているときは、
よくプロの真似をしていました。


とは言っても、
真似できるもんじゃないのですが、
どう弾いたらよいか、わからないものは、
食い入るようにプロの弾き方を見ていました。


今は先生についているのでやりません。


だいたい、バレる😅😅😅
懲りた



ピアノに限らず、社会に出て、
何か意見するときも、
自分で考えないと、自分の言葉にはならないから、
説得力がないのと一緒。たぶん。



借り物の言葉は、腹落ち感がない。
深掘りしていないから、QAで撃沈する。



プレゼン資料とかは、
いろんな人にレビューしてもらい、
叩いて、叩いて、叩いて、、、


みんな違うこと言うし、ダメ出しもされるけど、それに耐えつつ、
なんども作りなおす。



昭和だな。。。と思うけど、結構、社会人あるあるじゃないですか?



私のバッハは、どうやら、もう、よ〜わからん、
迷走するプレゼンの世界に入ってきた。




でもね、闇雲にやっているうちに、
最後はきっと光見えるから、
と信じている。



楽譜から読み取って、
自分の音楽をつくりたいのだけど、
自分の思いを入れると、
絶妙に変なシロモノができる。



じゃあ、どうすりゃいいのかというと、
バッハは、そのままで十分美しいから
そのまま弾く。


原典版には余計なことは、書いていない。


ただただ、音はそこに在る。存在しているだけ。


音と音の間に、空気の粒をいれましょう。


フォルテとか、クレシェンドはトラップ。
音は大きくじゃなくて深く。


そうすると、音は浮遊していく。
神に捧げるために。


神様に献上するような気持ちで。



考えるな、感じろ!
なんというか、宗教みたいな?


スピリチュアル系な?
舞曲なんだけど、教会の音楽的な何か?


迷走はするけど、
これ、楽しいんですよ。


何でも面白がりましょう。


これぞ、芸術なんだろう。
社畜の私にとっては、非日常。



常に問いかける。



真似はしないけど、
バロックの共通項を見つけたいので、
フランス組曲のコレクターになってみる。



ピリス様




ニコラーエワ様





グールド様



シフ様




ガウリーロフ様

 



うっ、、みんな、違う。

じぇ〜んじぇん、違う。
さて共通項は?


やっぱテンポの揺れ具合かなあ。
さらさら弾いているところかなあ。



恐れ多いですが
私の先生から受けてるアドバイスは
ちゃんとできれば、ピリスっぽい弾き方に近くなりそう。
さり気なく情熱的。



ニコラーエワは、そこはかとなく重厚で、音色に意思を感じて
どっしりして、かっこいい。
もしや、バッハってこうやって弾くんじゃないのか?と思ったりする。
そうです、これがアンサーです。ってね。



グールドは、ノンレガードが特徴的で、それなのに甘くてたまらんけど
この曲は、予想外に普通だった。もっと意表つかれるかと思ってた。
でもやっぱ、グールドいい。普遍的な美しさ。
ところで、ノンレガートは私には難しい。
真似しないというか、できない。



 シフは、ロマンチック寄りかなあ。
個人的に大好きだなあ。
でもロマン派じゃない、確かに。


テンポって、揺れるけど、枠があるね。
枠に収まる範囲で揺れている。


ガウリーロフは、はやっ。なんですと?
ちょっとはやいですが、それより
無駄なもの全て削ぎ落としたような斬新さ。
やっぱ、テンポは揺れない。



共通項は
見つかったような、そうでもないような。



思いっきりロマンチックに歌うのは、どの音楽も共通。
ただ、枠があるかな。
バロック特有の枠というか、掟なんだろうか。



っていうか、私は煩悩が多すぎて
失敗しているんではないのか??
無我の境地。
って仏教だよね。毎日煩悩がいっぱい。




は〜。それにしても、ピアニストの方々の演奏は皆素敵。
さて皆さんは、誰の演奏が好きですか?



ただの大好き過ぎるファンの感想文でした!




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