ポゴレリチ が気になって、
過去の音源を探しまわってみました。


最初に私が耳にしたのはこのCMです。
1991年ぐらい。とても気になったCMでした。

Prelude No. 8 in F sharp minor - Chopin 





この曲を弾いている姿は、このCMでしか見つけられませんでした。
結構貴重な気がします。


あまりにも手が大きいので、
鍵盤をブラシで撫でているみたいです。


この手のサイズ感だと、そうなるんだろうか。


なるんだねえ。


指の長さ余ってる感じがするからか、
エフォートレスに弾いているように見えます。
何この余裕、、って。



手を思いっきり広げなくても、鍵盤届くので、
手の甲が鍵盤のかなり上になる。
思いっきり広げると、鍵盤に這うようなポジションになりますので、
手の甲は鍵盤のすぐ上になります。




手が大きい優位点は、
鍵盤のかなり上のほうから、ぶら〜んと、指が垂れ下がって、
鍵盤届いている感じになるので、
頑張って重心移動せずに、
強くも弾けると思うけど、難なく弱く優しい音で弾ける。
最近わかってきたのですが、弱く優しい音だすテクニックは強い音より難しい。
手の大きさで、体感難易度変わると思う。むちゃ、難しいです。この曲。


フルでみつけたのはこれ。
CDなので、映像はないですが、
コピーライト1990年だから、たぶん同じ時期だと思う。


はめ込み不可なのでリンクで。
https://www.youtube.com/watch?v=c-ZNjQlP30E


あの大きな手で、弾いている姿は
なんとなく想像がつきます。


アルゲリッチに才能認められた人なので
当然只者ではないし、
テクニックは、ものすごいものがあるのですが、
それだけじゃなくて、
なんとなく、セクシーな感じがするのですよね。
ユニークかな?なんでしょうね、不思議な魅力があります。


特にこのプレリュード。

見た目は、若い頃、デビット・ボウイみたいで
ロックな感じしますが、見た目じゃないですよ。


特徴あるピアニスト。



ショパンコンクール映像も気になったのでみてみました。
1980年のようです。




やばっ、、何これ。すごいですね。
ピアニッシモのところが、独特で、でも、かっこいい。クール。好きですね。

ちょっと、見た目は、なんとなくフェミニンな感じですね。
そして、演奏は個性的。
椅子は、どうしたんでしょう?
どっから持ってきた?謎。借り物かしら。




でもってですね、
同じ曲をですね、もっと年取ってから、弾いているのもあるのですよ。
これは、いつなんだろうか。




おや、、、なんか、若いときと違う?
ちょっと、尖ってきた?もしや。
ぶっ叩き過ぎじゃないの。。。なぜに。。。
アートなんだろうか。。。アートだよね。ちょっととんがった?感じ?

気のせいなのか?録音条件の違いなのか、
youtubeなので判断できないのですが、
なんか若い頃と違うような。




ポゴレリチ は、1996年に、奥様を亡くしてから
だんだん不調に陥ってしまったそうです。
ミューズのような人だったんでしょうね。




そして、迂用曲折あって、
詳しくはネットを見ると、たくさん出てくる。
最近だと、昨年の2019年に、
ソニー・クラシカルと契約して、21年ぶりにCD発表したそうです。



アルゲリッチも、年取っても活躍しているし、
まだまだ、これから、輝いてほしい
カリスマ的なピアニストですね。


この先も、気になります。



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